今回は、以下の書籍のご紹介です。
「実践Vim 〜思考のスピードで編集しよう〜」 |
Vimについては、よく「学習曲線が急」などと言われます。
私も最初は、それまで使っていたテキストエディタとのあまりのギャップに非常に戸惑いました。
例えば、「文字を入力する」というありきたりな操作であっても「まずは i キーで挿入モードに切り替えて…」といったモードの切り替えが必要になります(入力が終わったらESCキーで通常モードに戻り、次の編集を行う)。このような、複数モードの存在とその切替が必要な点などが「とっつきにくい」印象を持たれがちな理由かと思います。
一方で、Vimに用意されている様々なコマンドを駆使することで、普通のテキストエディタよりも効率的に編集を進めることができるとされています。
例えば「ある行と次の行を入れ替えたい」場合は、dd(行削除)→p(プット≒ペースト)と2つのコマンドを続けて実行するだけで完了します。
このようにマウスに持ち替えることなくキーボード操作のみでサクサクと編集を進めることができ、プラグインの形で機能拡張することも可能なことなどから、Vimを愛用するプログラマは大勢います(きっと周りにもいるハズ!)。
本書には、様々な状況に応じた操作の例が、TIPSの形で分かり易くまとめられています。
本書やVimコマンドをまとめた"チートシート"を片手に使い込むことで、効率よく学習を進めることができるのではないでしょうか。
- Vim挑戦したい
- 以前挑戦したが挫折した…リベンジ!
- IDEの優しさに物足りなくなってきた
マゾ猛者 etc...
それではまた。
Happy Hacking!!