ノマドワーカーに必須のSSHポートフォワード(ssl トンネル)

ノマドワーキングしながら、お客様の環境へリリースする時に困る時がある。
大概お客様のサーバ環境は接続できるIPが固定されているので、
オフィスのIPしか接続許可を登録していないと、カフェはもちろん自宅からもアクセスできない。
そんな時はSSHのポートフォワード機能を利用するわけだが、
ポートフォワードの説明サイトが難しい。というわけで簡単にまとめてみました。


前提
・以下のWindowsPCからお客様サーバへファイルを転送したい
・お客様サーバは、接続元のIPアドレスで、アクセスを制限されている
・以下のWindowsPCは内向きIPも外向きIPも固定されていない。
・中継サーバ(以下では真ん中のlinux「27.120.1.100」)は常にIPが固定されている
 ちなみに中継サーバはdtiのvpsで月額500円くらい。






手順
1.puttyへ以下の2つの設定をする

a.中継サーバ(27.120.1.100)への接続設定


b.中継サーバ(27.120.1.100)の適当なポート(ここでは22222)を、お客様のサーバ(121.0.1.100) ポート22へ転送する設定



上記を設定したら。設定情報を保存しておくと次回に便利
セッション一覧に適当な名前を付けて保存


2.中継サーバにputtyでsshログイン
ログインした状態で、puttyをあげている間は、先ほど設定した中継サーバの22222ポートは、お客様サーバの22へ転送される


3.winscpの設定
ここでは、localhostのポート22222を指定しつつ、ユーザ、パスワードはお客様の環境の物を入れる。


もちろんSFTPクライアントならなんでもいいのでFilezillaでもOK


これだけで、お客様の環境にファイルは転送できる。